2015年3月15日日曜日

3.思考


 たとえばピラミッド。
 4000年前に作られた時はいまとは違う意味合いだったはず、王家の権力を象徴するもの。でも現在は、古代遺跡、エスニックでミスティックな感じ。

 この世に変化しないものがあるの?「変化しないものが美しい」、というのは目に見えないものにまず限られるし、しかもこころの中でも変化はおきる。
 時間という軸だけでなにかものごとを考えるのはすごく浅はかだと知っている。それは2次元でしか世界を見れないようなこと。 紙の上に線が描かれていて、でもそれは拡大すると線ではなく超細い長方形、それは実は立体で・・・・というのが世界の多様な見方な気がするよ。

 なにがいいたいかというと、ピラミッドは時間の経過にともなう意味の変化に耐えることができる耐久性と柔軟性を兼ね備えているんじゃないか、ということ。

  永遠の愛は、存在しない、かわりに、耐久性と柔軟性があるんだとおもうのさ。それは年をとっても、時代が変わっても、新しい価値観の中でも常に輝いていられるから。

 たとえば、ピラミッド。
 早稲田の教授、吉村作治が取り憑かれたように研究するし、わたしも小さい頃食い入るようにエジプトの文化を好んでいたし、友達なんか象形文字が読めるくらい勉強していた。こういう現代の価値観の中でも、きらきら輝ける耐久性と柔軟性があったんだろうなきっと。(なんだかしっくりこなくなってきた)

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